奥歯の痛みは親知らずの可能性があります
親知らずとは、前歯の中心から数えて8番目にある歯のことです。
生えてくる人と生えてこない人がおり、生えてくるときには多くの場合で横を向いたり斜めに生えてきたりするため、痛みが生じます。
口腔外科医による難抜歯
一般歯科では難しいと言われている抜歯に関しては、場合により3DCT撮影を行う事により歯の形や位置関係を診断し、大学病院口腔外科勤務経験のある院長が安全に施術していきます。
「親知らず」を抜く場合と抜かなくても良い場合
「親知らず」は必ず抜くもの、と思われている方が少なくありませんが、生え方によってはそのままでも大丈夫なケースもあります。
抜く場合 | 抜かなくてよい場合 |
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・虫歯ができている ・痛みや腫れが強い ・手前の歯に強い力をかけている (歯並びを乱している) ・咬み合わせを乱している |
・正しい向きで生えている ・咬み合わせに問題がない ・問題なくブラッシングできる |
抜歯及び外科処置後の注意点
- 麻酔が切れるまでの間は、麻痺しているため唇などを咬みやすくなりますので、しばらくは飲食を控えるようにしましょう。※感覚がないので、熱いものを口にすると火傷の恐れがあります。
- 抜歯後は抜けた穴に血の塊ができます。これは組織の再生を促すために必要なものなので、舌で触ることや、強くうがいをして剥がれると痛みが出る可能性があります。
- 歯を抜いた当日は飲酒や入浴は控え、できるだけ安静に過ごしましょう。血の循環が良くなると、出血のおそれがあります。
- 痛み止めや抗生物質などの処方薬は、適切に服用しましょう。
- 抜歯した部分は、冷やし過ぎないようにしてください。
- 術後1~2週間は節煙・禁煙をお勧めいたします。治癒不全(ドライソケット)になる可能性があります。